チョロスナ

中古カメラ屋というのは誠に魅力的な空間である。カメラ好きなら分かってもらえると思うんだけど。まあ、おじさん達の（あるいは少年の・・・って最近写真部なんかあんまりないか）夢の世界。

フィルム時代のフラッグシップなんか信じられないぐらいの値段で出てるしね。フィルムはAF機は安くて、もっと古いMF機の方が高いんだよなあマニア向けというか。
デジタルでは、ニコンD500やD5の良いのが出ていて思わずウウムとうなった。キヤノン7DMk2なんかもあるのである。で、安いの。80Dもあったなあ、まだ新しい機種だけど。

が、しかしである。思わず買いかけた一眼レフであるが、よくよく考えると、結局あんまり使わないんだよなあ。一眼レフというか、重いカメラ。
だって、僕はチョロスナ専門だからである(^_^;
ううむ・・・
狙いも意図もテーマ性もなくてただパチリと撮ってるだけのスナップをチョロスナと言ったのである、確か土門拳大先生が。違ったかなあ。
これはあれですな。もうちょっと大人らしいメインテーマを見つけないといけない。植物とか、電車とか、風景とか、建築物とか・・・城でもいいぞ、好きなんですよねえ結構。で、チョロスナも時々撮るよと。これが真っ当な大人というものではなかろうか。
そこでクローゼットの中をガサゴソかき混ぜて三脚を探し出した。いつから使ってないのだろう。グリスが変色して固まっていた(^_^;

てことで、結局、生涯チョロスナな人生を送ってしまいそうである・・・





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