OM-D E-M1 M.ZD 12-40mmF2.8 PRO
成熟している。 ま、G6が高校生のヴィーナスだとするとG7は女子大生ヴィーナスか。
で、OL一年生として周りのおじさん達から 「しっかりしとるねえ・・・キレイだし」
と、ちやほやされるヴィーナスがG8である。
そんな感じかな。
えっと、何故「ヴィーナス」にこだわるかというと、パナソニックの画像エンジンが「ヴィーナス」だからだよ。 念のため。
G6やG7がプラスチック丸出しのオモチャ感があったのに対して、がっしりとした剛性感を感じるのである。 フロント部分はマグネシウム合金製らしい。 少しばかり重くなってるはずだけど、重量感はそんなに感じない。
良い感じですね、スナップカメラとして。
ただオリンパスのE-M1系のような圧倒的な質感というのは無いです。 値段が倍違うからね。
強力なボディ内手ぶれ補正を搭載していて、レンズ側の手ぶれ補正とダブルで機能することが出来る。
EVFはライカ版フルサイズ一眼レフを凌駕するような倍率を持つ。 もちろん視野率は100%。 フレーミングを変える時ちょっと揺れる感じがあるけどね。
写りは基本GX7MarkⅡと同じであるが、それで何の痛痒があろう。
しかも安い。
このG8、ボディだけで9万円台なんだけど、レンズキットでも9万円台である。 一時期値段が逆転してレンズキットの方が安い時期もあった。
12-60mmF3.5-5.6だけでも4~5万円はするからね。 このレンズ、僕は前から気になっていて、最初はレンズだけ買おうかと思っていたんだけど。
てなことで僕はレンズキットを買いました。
曇天テスト あいにくの薄曇りであるが、僕が撮影を終えると同時に思いっきり太陽が出てくるのはどうしたことであろうか(^_^;
LUMIX G8 12-60mmF3.5-5.6
※初めの三枚は「スタンダード」、残り三枚は「ダイナミックモノクローム」 Jpeg撮って出し
AFは俊敏で、操作性は秀逸である。 写りは良い。 記憶色寄りのパッとした発色。 一眼レフライクなデザインでEVF、背面のLVともに液晶の再現性良し。 僕は多分使わないけど4Kフォト連写も可能である。
これ以上、あなたは何を望むのですかと大人になったヴィーナスが迫るのである。 抗うことはできないだろう男子なら・・・(^_^;
弱点は・・・素子が1600万画素なんだけど、次のモデルチェンジではGX8やE-M1MarkⅡに載せている2000万画素を載せてくるんだろうなあ。
僕としては1600万画素で何の不満も無いんだけど。
後、これは僕が何度も言ってることなんだけど、ブラケット撮影で画像モードを設定できないのである。
つまりオリンパス機のようにJpegで、例えばスタンダードとビビッドとダイナミックモノクロームを同時に記録する・・・って撮影ができない。
こりゃ残念。
最後に、背面の液晶がバリアングル式である。 絶対、上下パカパカのチルト式の方が使いやすいとワシは思うんだけどなあ。
ま、そんなところか。
弱点らしい弱点でもないけど。
さあ、皆の衆。
今こそ、成熟したヴィーナスの瞳に乾杯!!
・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに僕はG6やG7のようなプラ丸出しのおもちゃチックなカメラも好きである。 G8が結構高級路線で来たから、G80みたいな感じでおもちゃチック路線も維持してもらいたい。
以前にも言ったことあるけど「B級グルメ」ってのがm4/3機の魅力であるからね。 大人のヴィーナスだけでなく小娘ヴィーナスも(^_^; (こんなこと感じてるのわしだけか???)
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