FUJIFILM X-S10 XF23mmF2 Classic Nega
前回の続きみたいな話ですけど・・・
司馬遼太郎の小説を読んでいるとですね・・・
日本という国土の7割以上が山だというちっぽけな島国で、これだけたくさんの人口を養えた理由は水稲栽培にある! 要するに米作りですな。
組織的で集約的な水稲栽培。 この方法によって、限られた土地でたくさんの米を収穫することができる。 米は栄養価が高く保存もできるのでたくさんの人口を養えた・・・ってわけです。
ただ同時に、ムラを離れて孤立しては生きていけない社会なんですよね、それは。 ムラの中で全員で心を一つにして共同作業に従事するってことが鉄則なわけで、裏切りは許されない^^;
これが麦を栽培する文化だと、麦って米ほどには水が必要ではないわけで、荒れ地でも栽培できる。 麦の栽培は水田よりはるかに容易である。
個人でムラを離れて・・・は難しいにしても、家族単位でムラから離脱しても生きていけるわけだよなあ。
周りに平地があれば、そこに狩猟や牧畜を加味できるし、物々交換にしろ交易が始まれば広域的な視野を持てるようになる。
その辺が日本人と欧米人の精神文化の違いを生み出したんじゃないかっていう。
組織より個人優先の欧米人。 個人より組織優先の日本人。
みたいなね。
ううむ・・・どうなんだろうなあ。 ま、それだけが理由ではないだろうけど、根底にあるのはそういう社会構造の違いなんだろうなあって気はする。
まあどっちにしても、僕は白いご飯が大好きですけど(^^)

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