FUJIFILM X-S10 XF23mmF2
ちょっと前の話だけど、共産党の田村智子議員である。
政府がウクライナにヘルメットや防弾チョッキを供与することに「反対はしない」と言ったんだよなあ。 でも、その直後、あれは個人的な意見。党としては武器輸出にあたるので反対・・・
ううむ。 (田村さん・・かわいそう^^;)
現政権のもとで憲法9条を改正することに反対というのはわかる。 アメリカの家来になって世界中に自衛隊を派遣するってことになりかねないからだ。 現在の日米安保体制の下ではね。
言うまでもなく、日米安保条約というのは明らかな不平等条約。 アメリカが押し付けた戦後占領政策そのものである。
それはそれとして、もう少し柔軟な・・・というか現実的な判断をしないと政権政党に参加することなんかできっこないと思うんだよなあ。
日米安保体制に反対!というのなら、それに代わる新しい安全保障体制をどのように構築するのか?
具体的な提案がないと国民は安心しないだろう。 「9条があれば・・」「外交努力をすれば・・」ってだけではお題目と言われてもしかたあるまい。
外交努力をしていればウクライナはロシアの侵攻を受けずにすんだのか?って話である。
戦後、自らが構築した「平和主義」に自分自身の行動が絡み取られて身動きできなくなっているのではないか?
とわしは思っているんだよなあ、日本の左翼・リベラルと言われる人たち。
社会主義陣営が「善」で日米帝国主義が「悪」であった時代。 ベトナム戦争反対!と叫んでいた時代には、平和を声高く叫べばよかった。
むろん、現代でも平和は大切なんだけど。 ソビエトが崩壊し中国が台頭してからの世界史は新しい段階に入っていると思うのである。
新しいファシズムの時代が来ようとしているとは思いません? 民主国家 対 専制国家の対立する時代。
むろん、「民主国家」がホントにどれだけ民主的なのかって問題はあるにしても。
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