OM-D E-M5 Mark Ⅲ M.ZD 17mm F1.8
この間からレイモンド・チャンドラーの短編小説集を順番に読んでいる。
登場人物が、男も女も、やたらタバコを吸ってバーボンやライウィスキーをがぶ飲みし、突然ドアを開けたら死体で発見される。
軽妙でシニカルな会話と二転三転するストーリー。 謎めいた美女と孤高の私立探偵の登場。
おもろいよなあ。 パルプ・マガジン(粗雑な紙に印刷された通俗雑誌)に掲載された中短編の探偵小説だ。
しかし、考えてみるとテレビもネットもなかった時代である。 暇なときにはラジオを聴くかパルプ・マガジンを読むかって時代だ。
ひょっとしてその頃の方が人間って豊かだったのかもしれない・・・と思えてくる。
戦前から戦後にかけて。
アメリカではレイモンド・チャンドラー、イギリスではアガサ・クリスティー、日本では江戸川乱歩がほぼ同時代だ・・・そう考えるとホントにおもしろいよな。
なお、写真の若者だけど。
念のためにいっておくと「マナースポット」っていう屋外の喫煙場所だからね。 くわえタバコで歩いているわけではないからね彼らは。
チャンドラーの時代ではないm(__)m

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