OM-D E-M5 Mark Ⅲ M.ZD 17mm F1.8
スタンドオフミサイル・・・って聞いたことあります?
またもや軍事オタクからの一言m(__)m
スタンドオフってのは、手っ取り早く言うと、航空機に搭載して敵軍の対空兵器の射程外から発射できる巡航ミサイル。
要するに長射程だから、安全な場所から相手を攻撃できる。 世界各国が開発し、装備している。
アメリカやロシア・中国はもちろんなんだけど。 ノルウェーやドイツのようなNATO諸国も開発し輸出にも積極的だ。 スウェーデンのような中立国や、韓国軍も装備している。
これなしでは現代戦は戦えない・・・いわば現代戦における「飛び道具」である。
特に日本のような島国の場合。 まわりは海に囲まれているから、スタンドオフミサイルって必須である。
考えればわかると思うんだけど、敵はこちらのミサイルが届かない海上から撃ってくるのである。 こっちはいくら撃っても届かない^^;
対抗するには、危険をおかして相手の防空圏まで戦闘機を飛ばさないといけなくなるわけである。 いっぱい死ぬぞ自衛隊員。 カミカゼに近い状態になる^^;
なのでスタンドオフミサイルの装備って、繰り返すけど、現代戦においては常識である。 飛び道具なしで自国を防衛できるかって話なわけで。
ただ、長射程だから敵基地攻撃能力(反撃能力とかに言葉を変えるのか^^;)に転用できる。 陸上発射式の長距離対艦巡航ミサイルも同様である。 「空母キラー」って言われるやつね。
まあしかし、スタンドオフミサイルや長射程の対艦巡航ミサイルぐらいは装備してないと「個別的自衛権」すら発揮できないだろう。
戦国時代で言うと、相手の軍勢は火縄銃を何百丁も並べているのに、味方には弓矢しかないみたいな状態である。
弓矢まではいいけど、火縄銃は射程距離が長いから憲法違反になる・・・・ とか言ってたら、もしものときに負けるやろ^^;
要するに、兵器にどれが「攻撃用」でどれが「防衛用」なんて線引きはできない。 結局、攻撃用か防衛用かというのは兵器の「運用」の問題なのだと思う。
戦力の過多にかかわらず、ファシストが掌握すれば他国を侵略するし、アメリカ追従の政権なら米軍のパシリになる。 国民が賢くて民主的な政治が行われていれば専守防衛に徹するというわけだ。
なので、まあ、今の日本の政治情勢で軍備を拡大するというのは、確かにどうかなあと思うけどね。 わしは憲法改正には反対ですm(__)m
でもスタンドオフミサイルや長射程の対艦巡航ミサイルぐらいは装備してやれよと思う。 それに、いざ本格的な実戦となれば、敵基地を攻撃することは必須になると思うけどなあ。
例えば、樺太(サハリン)からミサイルを撃ってきたり、ウラジオストックに艦艇を集結していたら、そりゃそこを叩くというのは戦術として必然だろう・・・とわしは思うけどね、スタンドオフミサイルで。
日本は島国だから、敵の港湾を破壊すれば、敵軍の上陸を阻止できるんだから。
むろん、そういう事態にならないことが一番だけどね。

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