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セルフポートレート

Nikon Z50 Z DX 16-50mmF3.5-6.3
セルフポートレート_e0374932_08410513.jpg


僕はよくBSでやってる古い映画を録画しておいて観る。

こないだ「俺たちに明日はない」をやってたから観ましたよ、久しぶりに。
良いっすねえ、ボニー&クライド。

犯罪者なんだけどね、確かに。
当時、世界恐慌の真っ只中、大衆的人気がすごかったらしい、義賊って感じで。
1930年代のアメリカ南部の実話

アップを多用したカメラワークが生み出す心理表現。
そしてラストシーンですよね、やっぱり。

あの一瞬見つめ合ったボニーとクライドの表情。
特にボニー役のフェイ・ダナウェイのあの悟ったような悲しそうな何ともいえない

ああ、もう終わりなのね・・っていう。
声が聴こえた・・・・なにもセリフはなかったけど。

僕としては、アメリカンニューシネマの三大傑作というのがあって。
あくまで個人的選択ですけど。

2位かな、「俺たちに明日はない」。


3位は「イージー・ライダー」ですよ。
ピーター・フォンダとデニス・ホッパーである。

まあ簡単に人が死ぬけどね。
簡単に殺されるっていうか、アメリカの南部だよなあ。

ラストシーンが印象的である。
自由に生きるってどういうこと?
アメリカの自由ってなんなんだ???っていう。

それと、カメラワークがやっぱり他の映画と違っていたよね。
カチッカチッカチってコマ送りみたいな映し方してませんでした。

ストップモーションというかモンタージュ技法というか。
ところどころに。

もちろん音楽もかっこよかった(^^)


じゃ、1位は?
っていうと、僕的には「卒業」です。

ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスである。
可愛かったなあキャサリン・ロス(^^)

何といっても音楽が僕の大好きなサイモンとガーファンクルである。
ミセス・ロビンソン、スカボロフェア、サウンド・オブ・サイレンス、、、

この映画ほど、戦後世代の空虚さみたいなものを描ききった映画は他にないよな。
大人の醜さ、あんな風にはなりたくないっていう。
ネバーランド^^;

高校の時、映画館に何度も通って同じ映画を観た。
当時は家庭用のビデオ機器とかなかったからなあ。
名画座みたいなところで、5回ぐらい連続で観たぞ「卒業」^^;


ちなみに「卒業」はBSでやってたけど録画していない。
ユー・チューブでチラッとは観るけど。

なんだか思い出が壊れるような気がするんだよなあ、今観ると(^^)


アメリカには文明はあるけど文化はない・・・みたいなことを言う人がいたけどね。
サブカルチャー・カウンターカルチャーみたいなのはアメリカ文化だよな。

悲しいことに、それを生み出すきっかけになったのはベトナム戦争だろうけど。
いずれにせよアメリカは自由の国である・・・とわしは思う。




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by mzdog43 | 2022-06-03 08:49 | 雑談

カメラを一台だけもって旅に出たいけど、金も時間も根性もありませぬ(;.;)


by mzdog
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